当社の技術は、合成生物学技術× IT 技術 × ロボティクス技術を組み合わせることで、
高度な微生物開発プラットフォームを構築しています。
遺伝子のゲノム配列の意味(機能)を理解し、自由自在にデザインできるため、
微生物開発速度が飛躍的に向上します。
コア技術「DBTLサイクル」 生物をDNAからデザインし、意図する機能を持ったスマートセルを創出

DBTLサイクルとは?
微生物開発における一連の流れをサイクル化したモデルです。
Design(設計)~Build(構築)~Test(評価)~Learn(学習)の4つの技術から成り立っています。
<D>Design
目的化合物生産を最大化する為に人工的な代謝経路を新たに設計し、本来生物が持っていない代謝反応の設計図をつくります。
の設定

人工酵素設計
を含む代謝経路設計

シミュレーション
最適設計


ケモインフォマティクスを活用した代謝経路設計ツール
バイオインフォマティクスを活用した酵素設計ツール
シミュレーションを活用した全体代謝経路の最適化ツール
<B>Build
設計した微生物を作出します。
Designにより作出される設計候補は膨大である為、ロボット技術を駆使し、設計した微生物を並列・迅速に作出していきます。
Build工程を機械化・自動化(ラボオートメーション)の活用

<T>Test
細胞内外のメタボローム解析などにより構築した微生物の機能を評価します。
膨大な数の微生物を処理する為に、機械化を用いたハイスループットな評価システムを構築しています。
各種スケールでの培養装置
-
100mL
1L
-
5L
30L
メタボローム分析用装置
-
LCMS
GCMS
-
HPLC + フラクションコレクタ
<L>Learn
集まった微生物評価データと統計解析を組み合わせてデータを学習・蓄積します。
Learnにより新しいルールを導き出して、より良い設計(Design)に繋げていきます。

DBTL CycleDBTLサイクルを繰り返すことで、目的化合物の生産性を向上させます。

- 第1世代:
- 野生株の経路を探索し、高分子を生産します。
- 第2世代:
- 生産した分子の酵素改良を行い、高分子の生産量を向上させます。
- 第3世代:
- 発現系の改良とスケールアップを行い、高分子の生産量をより一層向上させます。
- 第4世代:
- 全体の最適化とスケールアップを行い、高分子の生産量をより一層向上させます。
微生物の育種からプロセス開発までを
ワンストップとする統合型バイオファウンドリ®
スマートセル開発から生産プロセス開発までの一気通貫の技術を整備し、
微生物の開発から商業化までをハイスピードで実現します。